アイアンの「マッスルバック」「キャビティバック」って何?

grindworks MB-1 MUSCLE BACK画像
grindworks MB-1マッスルバック

 皆さんはアイアンを選ばれる際に、何を基準にお選びになられているでしょうか?多くの方はバックフェイスを見て、マッスルバック・キャビティバック・ポケットキャビティの判断をされ、ただ漠然と「マッスルだから難しそう」「ポケットキャビティだから簡単そう」と判断されていませんでしょうか?

 そこでマッスルバックとキャビティバックの特徴と違いがどのようなものなのか考えてみたいと思います。

アイアンスペック画像
アイアンスペック

 両者の大きな違いとして挙げられるのが重心の深さ、いわゆる「重心深度」と、シャフト軸から重心までの距離の「重心距離」です。ここには物理的な理屈が色々ありますが、ざっくり言うと重心深度が深く重心距離が長くなるにつれヘッドの安定感が増し、重心深度が浅く重心距離が短くなるにつれヘッドをコントロールしやすくなります。一般的にマッスルバックは重心深度が浅く重心距離は短めに、キャビティバックは重心深度は深めに重心距離は長めに設計されています。例えるならマッスルバックはコーナーリング性能の高い車、キャビティバックは直進性の高い車と言えるでしょう。

 

 

左:マッスルバック 中:キャビティバック 右:ポケットキャビティ
左:マッスルバック 中:キャビティバック 右:ポケットキャビティ

 またソールの厚さも見逃せない要素です。通常マッスルバックはソールが薄く、キャビティバックは厚めにデザインされます。ソールが厚くなると、重量が下方に集まるため低重心となります。そのためトップ気味のミスが出た時でも球を拾ってくれて、打ち出しが上がりやすいという効果が期待できます。

 また厚いソールはボールの手前からクラブが入っても芝の上を滑るため、ダフりにも強いと言えます。
 ではなぜマッスルバックのソールは薄いのか?それは厚目のソールや低重心化はクラブヘッドをコントロールするのには邪魔になるからに他なりません。

グラインドワークスアイアン画像
grindworks 左:CB-1キャビティバック 中上:MB-1マッスルバック 中下:DPデュアルポケット 右:タングステンウェッジ

 つまり上級者がマッスルバックを選ぶのは、ヘッドをコントロールして思い通り球を操れる、つまり易しく感じるためです。反対に安定性の高いポケットキャビティなどは球が操れないため難しく感じるかもしれません。

 皆さんも先入観に囚われず、実際に打ってみて自分の思い通りの球が打てるアイアンを選んでみてはいかがでしょうか。最近のマッスルバックは、昔のものとは比べ物にならないほどスイートスポットが大きくなっているものもあるため、シャフト次第で一生の相棒に出会えるかもしれません!

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