ウェッジの選び方

ディープラフ
このような状況を助けてくれるのがウェッジです!

 グリーンまでの短い距離を、確実に狙うための重要なクラブであるウェッジ。世の中には様々な種類のウェッジが出ていますが、皆様はどのようにしてウェッジを選んでいますでしょうか。今回はウェッジの選び方について考えたいと思います。

 

 まずは本数とロフト角を決めなければなりません。ここで重要なのが、Pwのロフト角になりますので、まずはPwのロフト角を計測しましょう。そこからウェッジに必要なロフトと本数を考えます。

grindworks forged dual pocket Iron
grindworksフォージドデュアルポケットアイアンはPw43° Aw48°

 例えばPwのロフト角が46°であれば、本数が2本の場合は6°刻みで52°・58°、3本であれば4°刻みで50°・54°・58°といったような組み合わせが、番手間のロフトの間隔も一定になるため距離感も合わせやすくなります。飛距離は4°で約10y間隔を目安にすると良いでしょう。

 ただし最近のアイアンはロフトのストロング化が進んでいるため44°や40°、ものによっては30°台の物も出ています。そのようなアイアンは、多くの場合ギャップを埋めるためのAw(アプローチウェッジ)やGw(ギャップウェッジ)と呼ばれるものが、セットになっていると思いますので、そちらをご計測ください。

JAMIE MCCONNELL GOLF
参照:JAMIE MCCONNELL GOLF

 次にバウンス角の選択です。通常バウンス角が大きければバンカーやラフからの脱出が容易になるため、56°や58°のウェッジはバウンス角の大きめのもの、概ね10〜16°の範囲の中で選ぶのが良いでしょう。ただしバウンス角の大きすぎるモデルは、トラブルショットでは役に立ちますが、硬いフェアウェイなどのタイトなライでは、クラブがボールに当たる前にバウンスが地面に着いて跳ね返され、トップなどのミスの原因になりますのでご注意ください。

 また50°や52°などのウェッジについては、おおよそ100y前後をフェアウェイから狙うことを想定して、4〜8°といった比較的バウンス角が少ないモデルをお薦めいたします。

 

グラインドワークス86ウェッジ
6種類のソール形状×8種類のロフト角から選べるgrindworks 86ウェッジシリーズ

 そしてソールの形状について。これは本当に多種多様なものがあり、各メーカーがそれぞれに特徴を持たせているため、ここでは基本的な事だけ記しておきます。

 ソール形状を選択するためには、「ソールのどの部分を使ったショットをしたいのか」という事と、「ヘッドを開閉した際の操作性」を考える必要があります。基本的には、フェアウェイからなどの比較的簡単なショットを想定する場合は、ソール幅は狭めであまりソールが削り落とされていないもの、バンカーやラフなどのトラブルショットを想定する場合はヘッドの開閉が必要になるため、ソール幅が広めでトレーリングウェッジがトゥからヒールにかけて大きめに削られているものを選択すると良いでしょう。

 N.S.PRO modus3 WEDGE 105 115 125
ウェッジ専用シャフト N.S.PRO modus3 WEDGE 105 115 125

 最後に重量について。ウェッジはそれ自体の重さで打っていきたいクラブなので、少々重たいものが良いとされています。しかし当店に来られるお客様のセットの中には、ウェッジが重量・バランス共に極端に重くなっているものがよく見受けられます。ウェッジはヘッド自体も重めに作られている事が多いので、例えばアイアンセットが「N.S.PRO 950GH(S)」であれば、ウェッジは「N.S.PRO Modus3 WEDGE105」といったように、ご自分のアイアンセットのシャフトより10g程度重いシャフトが挿さっているものを選ばれると良いでしょう。